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ドルチェアンドガッバーナ

ドルチェアンドガッバーナは、1985年にイタリア、ミラノでドメニコ•ドルチェとステファノ•ガッバーナによって設立されたイタリアを代表するブランドです。

ドメニコ•ドルチェの生家は縫製工場を経営しており、彼自身も手伝っていたといいます。マランゴーニファッション学園を卒業しており、ステファノ•ガッバーナも同校の出身です。2人は、80年代にミラノのファッションデザイナーのアトリエで働いている時に出会い、その2年後にはミラノの中心部にオフィスを構えました。85年のレディースコレクションを皮切りに、87年にはニットウェアラインのル•マグル•ディ•ドルチェアンドガッバーナを、89年にはビーチウェアとランジェリーラインを、そして90年にはメンズウェアを立て続けに発表していきました。

その翌年、90年にはミラノに初のレディース直営店をオープン、続いてメンズのオンリーショップをオープンさせました。メンズウェアは、年に2回ミラノでのメンズファッションウィークでのランウェイ形式で発表を続けています。イタリアらしいダンディさと男性のセクシーさを引き出すような妖艶さの漂うロマンチックな雰囲気のするテイストを持っています。

LANVIN(ランバン)

ランバンは1888年にフランスのフォーブル•サントノーレに帽子屋を開業したことにはじまります。創立者であるジャンヌ•ランバンは1890年に親子モードの専門店をつくり、後に若い女性用のイブニングドレスを手掛けるようになります。

布地の染色技術や刺繍に思考をこらし、エレガントな雰囲気をこの頃から確立していきます。ランバンの色彩感覚は他に例をみない個性的なもので特に透明感のあるブルーやアーモンド•グリーンといったランバンオリジナルのカラーが特徴的です。1925年に香水部門を設立し、26年にすでにメンズウェアラインを開始しました。女性デザイナーではじめてレジヨン•ドヌール勲章を受賞しました。

1937年には、パリ•オートクチュール協会の会長を務め、パリのファッション界に大きく貢献しました。ランバンの引退後もブランドは継承され続けており、現在は2001年にチーフデザイナーに就任し、アルベール•エルバスがデザイナーを務めています。メンズウェアは、しなやかな大人の男を感じさせるリュクスなコレクションで、高級ということばがまさしくぴったりという感じがします。日本での顧客の多くは30代から40代以上になりますが、最近では20代後半の男性にも徐々に手の届く商品のラインアップがされていてこれからの動きが楽しみな注目ブランドのひとつといえるでしょう。

バーバリープローサム

バーバリーは今年で創立150周年を迎えたイギリスの老舗ブランドです。トーマスバーバリーが用品店からバーバリーを創立した頃、農民が汚れを防ぐために服の上に羽織っていた上着をヒントに〝ギャバジン〟とよばれる耐久性、防水性に優れた新素材を生み出しました。バーバリーの発明したこの素材を使って作られたコートが第一次世界大戦の英国陸海軍に正式採用され、その後作家のコナンドイル、女優のキャサリンヘップバーンなどにも愛用されるなどして世間に広がっていきました。

1919年には、王室御用達を拝命され、バーバリーのトレードマークである騎手と馬のモノグラムも英国王室から授与されることになりました。日本では、三陽商会の革新的なイメージ戦略により、若い世代にも受け入れられるブランドとして人気の高いブランドです。こうして、バーバリーの伝統にトレンドを融合することにより現代的なスタイルを確立することに成功しました。

プローサムはラテン語で〝前進〟という意味を持ちます。バーバリーは、〝ブローサムラインは故トーマスの遺伝子を受け継ぐ存在〟というのをブランドコンセプトにしています。現在のバーバリーのクリエィティブディレクターは、クリストファーベイリーです。バーバリーの定番であるチェックをコレクションラインから一掃して、ブランドに新しいイメージを吹き込んでいます。メンズラインは、実用的なデザインにクオリティとディテールへのこだわりが加わったスマートな紳士スタイルだといえるでしょう。

ディオールオム

ディオールオム

ディオールオムは2001−2002A/Wコレクションよりクリスチャンディオールのメンズウェアラインとしてデビューしたブランドです。イヴサンローランでメンズウェアラインのデザイナーをしていたエディスリマンがブランド立ち上げのデザイナーとして発足。以前はディオールムッシュというメンズラインがあったがやや低迷していました。

ディオールオムのファーストコレクションは衝撃的なものでした。デザイナーのエディスリマンは、こう語っています。「男たちにより洗練され、魅力的なものになって欲しい」と。ディオールオムは、基本的にロックテイストで色調は黒、細身のジャケットやレザーのタキシードなどを中心としたスーパ−スリムなスタイルを提案しています。

日本でもディオールオムの人気は喝采を浴びて、多くの著名芸能人が着用し話題になりました。2002年4月にCFDAよりデザイナーオブジイアーに選出されました。2007年3月にディオールオムのアートディレクターはクリスヴァンアッシュに世代交代します。2008S/Sシーズンより、クリスヴァンアッシュのてがける新生ディオールオムがスタートします。これまでにあったフレグランスとスキンケアのラインはなくなり、ウェア、アクセサリー、バッグに集中するということです。

ディースクエアード

ディースクエアードは、1994年にディーンケイティンとダンケイティンの双子兄弟によって設立されました。カナダに生まれ育った二人は、共にニューヨークの名門校、パーソンズスクールオブデザインを卒業しています。

始まりは展示会形式。パリの〝SEHM〟に参加したことが始まりです。1996年にはメンズコレクションでミラノコレクションに初参加し、ついでレディースラインもスタートさせます。

2004年に、東京•青山にディースクエアードのオンリーショップ〝ATTIC〟がオープンしました。ショップ名の意味はなんと〝屋根裏〟で、「屋根裏を探検するように、ワクワクした気持ちで宝探しをして欲しい」という想いからこのネーミングに至ったそうです。カラフルでエネルギッシュなムードと卓越したメンズウェアのパターン技術をミックスしているポップで洗練されたテイストです。日本では20代から40代前半までの幅広い年齢層の男性に愛されているブランドです。

リッキーマーティン、ニコラスケイジ、ジャスティンティンバーレイク、レニークラヴィッツなどの著名人のファンも多く、マドンナのワールドツアーでは150点以上の衣装を手掛けたことでも有名です。

ヒューゴボス

創始者はブランド名のごとくヒューゴ•ボス。1923年にドイツのメッツィンゲンに創立したメンズウェア専門のブランドです。創立時は、オーバーオール、レインコート、ユニフォームなどの揺動用の作業着のブランドとして運営していました。

戦後になりヒューゴボスが死去した後、経営難に悩まされますが、1953年になりメンズスーツを発表。これが、徐々に人気を得ていきます。今のヒューゴボスの原点、スーツのブランドの前身です。1960年代にヒューゴボスブランドを大々的に発表し、一気に国際的なブランドに発展します。1993年には、フレグランス〝BOSS〟を発表し、新ブランド〝BOSS〟とともに、ミラノコレクション出発表し続けています。

現在は、ヒューゴボスとヒューゴ•ボスというふたつのブランドを展開。主流のボスがレディースのブラックレーベルとメンズのブラック、オレンジ、グリーンの3レーベル。ボスの3つのブランドの特徴はブラックレーベルが高級思考で洗練されたデザイン、オレンジがスポーティ、グリーンが完全にスポーティなものと分類されています。

また、眼鏡、サングラス、バッグ、財布、キーケース、ネクタイなどのアクセサリー類にも幅広いビジネス展開をしており、世界100カ国に5000店舗以上を構えるまでになっています。スポーティなラインを持つことからも分かるようにヒューゴボスはスポーツ界に対して好意的。テニス、ゴルフ、サッカー、モータースポーツなどのスポンサーとしても有名で意欲的に協賛しています。

ポールスミス

1970年にポールスミスがイギリスのノッティンガムにセレクトショップをオープン。その当時は、ケンゾーやマーガレットハウエルなどのブランドを取り扱っていました。セレクトショップ内で販売するポールスミス氏オリジナルのネクタイやシャツが好評で、徐々にイギリス内にポールスミスの評判が広がってゆきます。そして、メンズウェアのブランドとしオリジナルブランドを展開しはじめ、1977年にパリコレクションに初参加します。ポールスミスのメンズウェアのテイストは最もイギリスらしいテーラリングをベースにしたリアルクローズで、コーディネートしやすく、リーズナブルな価格帯も魅力のひとつです。カラーバリエーションが幅広く、同じデザインでも同ブランドの打ち出すユニークな色彩により、まったく新しいデザインに生まれ変わるようです。1979年には、ロンドンのコベントガーデンにオンリーショップをオープンさせ、以後勢力的なコレクションを発表し続けます。

1994年S/S/シーズンよりレディースラインを本格的にスタート。1995年には、輸入功労賞をえられ、イギリス本国のエリザベス女王から、「クイーンアワード」を授与します。 コレクションラインの他にも、香水、時計、眼鏡、バッグ、靴などのアクセサリー類ビジネスも着実に拡大し、ポールスミスは今や一代で世界的なブランド王国を築き上げるまでとなりました。

 

キャロルクリスチャンポエル

キャロルクリスチャンボエル

キャロルクリスチャンポエルは、1996−1997A/Wシーズンにパリコレクションでデビューしたブランドです。ブランド名とデザイナー名は同じキャロルクリスチャンポエルです。オーストリア生まれのキャロル氏の父はテーラー店を営んでおり、その影響でテーラリングを学ぶことになりました。イタリアでフリーランスデザイナーとして務めた後、独立しブランド展開をはじめます。

キャロルクリスチャンポエルの発表形式は、プレゼンテーションというやり方で行われます。あるシーズンでは、新作を身にまとった数人のモデルたちを刑務所のおりのセットの中にいれ、演じさせ、〝動くカタログ〟をバイヤーやプレス向けに発表したこともあり、そのアバンギャルドな見せ方が非常に話題となっているブランドです。

一方、服作りは、卓越したテーラリングの技術とハイクオリティな素材のチョイスとの融合により、完成度の高いものになっています。キャロルクリスチャンポエルが提案するカラーは、ライトグレー、ベージュ、ブラック、ネイビーなどベーシックでどこか優しいところがありますが、ディテールに強烈なオリジナリティを感じさせるポイントが毎シーズン刻印のようにちりばめられています。これららの融合したスタイルがこのブランドらしさだといえるでしょう。日本では、原宿のEDIFICE、他セレクトショップで取り扱われています。