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ミスターハリウッド

デザイナー尾花大輔により2000年に設立されたブランドが、ミスターハリウッドです。当時はブランド名の表記を〝MISter hollywood〟としていましたが、2002年S/Sコレクションでデビューした際に、〝N.HOLLYWOOD〟に変えました。

尾花大輔は古着屋「VOICE」で3年間ショップマネージャー、バイヤーなどの経験を積み、後に独立してメンズウェアを中心としたこのブランドを作るに至っています。バイヤーとして働いていた当時、古着の買い付けでアメリカのハリウッドに頻繁に通っていたことから、彼自身がミスターハリウッドとよばれたことに由来しています。

今や、メンズノンノ、ファインボーイズ、メンズジョーカー、ポパイなどで見ない時はないほどミスターハリウッドの洋服は、常にメンズウェアの最前線を走り続けています。ミスターハリウッドは、古着をベースとした服作りをしており、シルエットと着心地に特にこだわっています。日本を代表するストリートブランドとなり、ここ数年では、テーラリングやミリタリーのテイストなど今までになかったメンズのベーシックアイテムをミスターハリウッドらしい手法で取り入れ、魅力的な東京スタイルを築き上げています。

特に2006S/Sのコレクションは、異例のクラッシックでシンプルなラインアップになっており、ブランド設立から5年経ったミスターハリウッドのひとつの分岐点になりました。現在、尾花大輔はアメリカのノースハリウッドを拠点としながら東京といききして活動を続けています。

ミハラヤスヒロ

ミハラヤスヒロ

1996年に三原康裕がシューズブランド〝ミハラヤスヒロ〟をスタート。1994年の多摩美術大学在学中になめし工場で皮に関する知識を学び、独学で職人から靴の木型をつくる技術を習得し靴作りを始めます。

徐々に靴からウェアにもデザインの幅を広げてゆき、1998年には南青山にオンリーショップをオープンさせます。1999年には、有限会社ソスウを設立し、ニューショップを表参道に続けてオープンさせました。  2000年S/Sシーズンには、レディースウェアのコレクションを東京コレクションにて発表。2000年A/Wよりメンズコレクションをスタート。

また、翌2001年には、プーマとのコラボレーションブランドである〝プーマバイミハラヤスヒロ〟を発表しています。 2004/2005AWシーズンより、発表の場をミラノに移し、現在に渡りミラノコレクションに参加。ミハラヤスヒロの得意とするレザーのアイテムは毎コレクション登場し、ディテールに遊び心のあるデザインが全体的な特徴です。色彩は奇抜なものよりも、ベージュやブラック、グレイといった落ち着いた感じのものを好んで使うようです。日本発のインターナショナルブランドは、ジョークのようで説得力のあるカオス的なデザインが好きだと言っています。

ダブルジェイケイ

2004年に橋本淳が渋谷区恵比寿にショールームwjkを作ったことにこのブランドははじまります。橋本淳は、セレクトショップのバイヤーを経てから、単身でイタリアに渡り〝マウリッツォ  アル エリティエリ〟に感銘を受け共に活動しはじめます。

帰国後、冒頭で述べたショールームを設立し、〝良いものは変わらない〟というコンセプトのもとに男らしいシンプルなコレクションを発信しています。wjkのウェブサイトにも書かれているように、「着心地の良いタイトなトップスとスタイルを良く見せるためのパンツ」を意識したメンズウェアを提案。ブランド名の〝wjk〟には意味はなく、ただ橋本氏自身が好きなアルファベットを並べただけだといいます。これは、ブランド名から服のイメージを特定して欲しくないという考えのもとにあります。

また、厳選された素材と徹底的に研究しつくされたシルエットとの融合に基づいた、ものづくりのスピリットをきちんと見て欲しいというデザイナーの気持ちも込められています。現在、都内では原宿ラフォーレのメンズ中心のフロア(2F)などに店舗を構えています。商品の価格帯は国内ブランドの中では高めな方で、秋冬のコートやブルゾン類は海外ブランドのそれらと並ぶほどの値段のものもあります。また一方で、wjkの定番のひとつである3枚1パックのカットソーのセットなど買い求めやすいリーズナブルなものも揃っています。

アタッチメント

アタッチメント

1999年S/Sシーズンに熊谷和幸がスタートしたブランド。デザインは、素材、シルエット、ディテールにこだわり抜いたシンプルなテイストが特徴的。熊谷氏自身が日本全国の生地産地を訪れ、素材を集めるほどのこだわりぶりは有名な話です。

メンズウェア中心でブランド展開をしており、展示会ベースでの発表を続けています。毎シーズン制作されるカタログはA3版の海外新聞のような作りになっており、海外の著名ミュージシャンをモデルとして起用し、イギリスの有名スタイリスト、ニコラ•フォーメッティにアートディレクションを任せています。

また、2005年A/Wシーズンより、レディースラインもスタート。メンズウェアからレディースサイズに落とし込んだシンプルなコレクションになっています。2007A/Wコレクションより、パリに発表の場を移し、展示会を行い、2008S/Sで初のランウェイ形式でパリコレクションに参加しています。

都内では、アタッチメントのオンリーショップは代官山にあり、その他ユナイテッドアローズ、バーニーズニューヨーク、新宿伊勢丹などのセレクトショップでも扱われています。熊谷氏はDJとしても活動しており、カタログ制作にアーティストを起用するところに音楽への傾倒ぶりが伺えます。

ヒステリックグラマー

北村信彦が1984年にオゾンコミュニティ社から立ち上げたブランド。ヒステリックグラマーの特徴としては、細身のシルエットで素材選びや加工にこだわっているテイストです。1960〜70年代のロックやアート的な要素をふんだんにとり入れており、カラーバリエーションはシーズンごとに変わります。ブラックを基調とした時もあれば、目も覚めるような原色使いをする時もあり、次に何がくるか分からないのがこのブランドの魅力のひとつでもあります。

北村氏は、ファッションのみならず、ショップの内装や家具などのデザインディレクションも手掛けており、また写真集のプロデュ−スなど幅広く活躍している人です。1986年に原宿にオンリーショップをオープンし、1991年にはロンドンで生産開始。1998年には、ヒステリックグラマーU.S.Aを設立しました。

ヒステリックグラマーは、デビュー以来、まったく勢いが劣るえることなく事業を確実に拡大してゆき、現在では日本全国、また香港などの海外にも店舗を構えています。トレンドに流されることなく、独自の世界観を貫いているヒステリックグラマーには、国内外のミュージシャンやセレブにも愛用者が多くみられます。

ナンバーナイン

1996年にデザイナー宮下貴裕により設立されたブランド。今や、日本では不動の人気を博しているメンズブランドのひとつです。ブランド名はビートルズの〝レボリューションナンバーナイン〟という曲名に由来しています。また、宮下氏は、設立当時の社名である〝クークス〟もデビットボウイの〝クークスという名前〟という曲名からとっているほどのロック好き。

1997年に表参道に初のオンリーショップをオープンし、翌年恵比寿に移転しレディースウェアも展開しはじめます。もとは、ストリート色の強いデザインが多く見られましたが、2001−2002A/Wシーズンより東京コレクションに参加しはじめたあたりから、モード色が強い傾向へと変わっていきます。

2004—2005A/Wシーズンより発表の場をパリに移しますが、ブランドの根本にあるストリートの流れを組むという姿勢は貫き通しているようです。テーラードをベースとしたロックテイスト、ミリタリーアイテムもどこかストリートの風を感じさせるデザインになっています。毎シーズンテーマは変わりますが、一貫してある〝ロック〟というキーワードは普遍的です。芸能人やタレントに愛用者も多く、彼らがまたメディアで着用することにより名を広げています。

リコ

リコ

スタイリストの望月唯が2002年に始めたセレクトショップのオリジナルブランドとして展開。ブランド名のリコはトロンボーン奏者のリコ•ロドリゲスにちなんでつけられたそうです。メンズウェアのコンセプトは〝既成概念にとらわれることのない自由な服作り。音楽を通して誕生する様々なカルチャーからインスピレーションを受けたアイデアを現代的解釈で表現していく〟というもの。

一方、レディースはフォークロアとアンティークをイメージにしたノスタルジックな雰囲気をもつ大人のリアルクローズ。服作りにおけるコンセプトが明確に打ち出されており、スタイリストである望月氏のコーディネート提案力がさらにこのブランドを人気者にさせている理由だと伺えます。望月氏は、自身でバンド活動もしているほどの音楽好きで、そのテイストが服作りにも顕著に現れているようです。

〝ロックな生き方〟や〝ロックスターの影響〟などといったダイレクトなスピリットがリコの洋服には感じられます。ハードなようで優しい面がある - 相反する微妙なバランスがリコらしさだといえるでしょう。

また、代官山のオンリーショップには服以外にも雑貨が取り揃えられています。これは、望月氏が旅をして見つけてきたものをチョイスしているそうです。このフラッグショップにはリコ以外のブランドもセレクトして取り揃えています。

 

ラッドミュージシャン

ラッドミュージシャンは黒田雄一によって設立されたブランドです。専門学校卒業後、すぐに〝フラワーズ〟を設立し、1995年にラッドミュージシャンとして東京コレクションにてデビューしました。

「音楽と洋服の融合」が服作りにおけるコンセプトです。1998年には、都内にオンリーショップをオープン。また、1999年にレコードレーベル「3003」をスタートとし、2002年にはこれまでのメンズウェアの展開に加えて、レディースラインであるラス•ミュージシャンを始めました。このラス•ミュージシャンは女の子だけのイメージ集団〝JOY〟という架空のデザイナーをクリエイトし、彼女たちがデザインしているという設定になっています。

また、デザインユニット〝ILLDOZER〟とのコラボレートブランドであるラップミュージシャンも2002年S/Sシーズンよりスタートさせています。ラッドミュージシャンは、東京を代表するメンズブランドのひとつとして10年以上にわたり最前線を走り続けています。若者から、ブランドとともに成長してきた世代まで、幅広いファンを得ています。日本では人気不動の位置に君臨しているブランドだといえるでしょう。