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メンズファッション雑誌の種類と分類

メンズ雑誌の種類と分類

現在、メンズ雑誌は女性誌と肩を並べるほどに、売上数が伸びており、様々な年代をターゲットにした幅広いバリエーションを見せてくれています。大きく4つの分類に分けられます。

通称〝お兄系〟とよばれる部類に入るのは、SENSE、 Men’s JOKER、美容師系、裏原系は、FINEBOY’SとChoki Choki 。コンサバ系はMen’s CLUB 、POPEYEなど。そしてエクストリーム系と呼ばれるのが Gainer 、Ollie、 Samurai、 WOOFIN COOL 、Smart、 Boonなどにあたります。

メンズ雑誌の代表格であるメンズノンノは、流行性、定番性、男ウケ、女ウケなどのすべての要素が最もバランス良くとれている雑誌で、次いで、メンズエッグが系統は違えどもそういった意味で、人気のある雑誌です。これらの分類は、紹介されている情報さながら、スタイリングという全身コーディネートにポイントをおいてわけられたものです。

流行というのは、流行を重視しているという意味ではなく、今現在流行しているという視点であり、定番というのも今の時期においての意味合いでお話ししていきます。我々日本人社会というのは、カテゴライズするのが好きな人種です。人も洋服も仕事でもなんでも分類分けしたがります。というわけで、このカテゴリでは冒頭にあげたそれぞれの分類について詳しくお話していきたいと思います。

美容師系、裏原系とは

雑誌Choki Chokiなどに代表される分類のメンズたちのことをさします。この雑誌は、2005年の創刊とともに、確実に売り上げを伸ばしており、生きた旬の東京のファッションを提供する雑誌として指示されています。また、FINE BOYSは、今までのカジュアル志向から路線を大幅にチェンジして、今年からモテ路線になり、〝知的でセクシーがモテ服〟というキャッチフレーズで新改革を行っています。女の子ウケ重視のファッションが雑誌の紙面には登場し、〝モテ〟というのがキーワードのひとつ。装飾性が強く、個性的でゆるめ着こなしが特徴的で、ブランドはミックス型。古着からデザイナーズもの、ハイファッションブランドまで何でもありといった感じの傾向です。古着に関しては、サイジングの問題があるので、似合うかどうかという本人のセンスが問われるところです。

美容師系と裏原系が最近ではミックスする傾向にあります。彼らは、他にユルデコ系、サロンスタッフ系、ユニセックス系、ストリートセレブ系などと呼ばれています。読者の出没地域は原宿、渋谷、恵比寿、中目黒などで、圧倒的に10代後半から20代前半が多いため、フリーの時間に自身でショップチェックするのが日課になっているほどファッションに関心の高いグループです。

お兄系とは

雑誌Mens’JOKER 、SENSE、HUGEなどに代表される男ウケを無論重視したロックスタイル。流行性、装飾性ともに高めのグループです。着こなしの基本は、黒ベースのコーディネートで、ブランドの選択にもぬかりがありません。各アイテムに対するこだわりが強いだけに、本物志向の傾向がみられるのがこの分類の特徴です。代表的なブランドは、ディオールオム、グリフィン、ナンバーナイン、ロエン、アタッチメント、ロアー、アンダーカバーなどがあげられます。

このスタイルはもともとスタイリストの北原哲夫氏が生み出したスタイルで、〝ロックの香りがするハイファッションとストリートカジュアルの融合〟がこれらの雑誌のテーマとして深く根付いているようです。

この分類に属する男子は、時計、靴、バッグなどにもぬかりがなく、高額であってもいいと見極めたものをワンシーズンにつき1〜2個は購入しているようです。特に、セレブを意識した傾向の強いSENSEなどには、高いもので、50万円以上するブルゾンなどを紹介するなど、相当にファッション意識が高いと見受けています。 HUGEはどちらかというと、海外ミュージシャンなどのスタイルに影響を受けている読者が多く、商品の価格のバリエーションには幅があります。

Mens’JOKERは、上記のふたつのちょうど間をとった感じのテイストで、お兄系を意識しながらもナチュラルな志向を保ちながら、少し斬新なものを織り交ぜて紹介しています。

コンサバ系とは

POPEYEやGainer、MEN’S CLUBなどに代表されるスタイルです。1976年にan anの別冊として平凡出版(現マガジンハウス)より出版されたPOPEYEは、キレカジ(キレイメカジュアル)をスタイリストの祐真朋樹氏の提案で大々的に打ち出しています。突拍子もない奇抜なファッションでなく、常にリアルクローズであり、こぎれいなまとまり感がでているものを提案しています。ブランド切りの特集などのビジュアルイメージのスタイリッシュさに定評があり、ストーリー性があり、目を引く構成になっています。Gainer やMEN’ CLUBはかつて90年代にコンサバ系という言葉がでた当時のごとく、その保守的なスタイルを守り抜く内容になっています。

コンサバ系

これらの読者の多くは、20代後半から、30代前半のサラリーマンが多く、後者の2雑誌ではスーツのコーディネートや実用的なバッグやシューズなどの提案が多いようです。POPEYEに関しては、そういったサラリーマンたちも含めつつ、クリエィティブ系の仕事についている同年代の男性に多く指示されているようです。商品の価格帯は平均的といえるものが多く、高くもなく安くもない  - つまり、デザイン、機能性、価格のどれもがちょうどいい塩梅になっているのがこのコンサバ系の分類の好むファッションのようです。

メンズノンノ系とは

流行性、定番性、装飾性、男ウケ、女ウケのすべてにおいてバランス良く多くの男子から指示されているのがこの雑誌、メンズノンノです。メンズノンノは、1986年に集英社より女の子向けの雑誌、ノンノの男の子版として発売開始され、当初はターゲットにする層の年齢も今よりやや低めの10代後半でした。時代とともに変貌を遂げてゆき、いまでは、雑誌とともに大人になった世代から、10代後半まで幅広い年齢のさまざまな嗜好をもつ男子から指示されています。

歴代の専属モデルに味があるのもまたメンズノンノの魅力のひとつで、この雑誌あがりで、俳優に転身したモデルは多くいます。代表的な人物は、風間トオル、阿部寛、織田裕二、大沢たかお、竹野内豊、そして最近では映画クローズドノートで熱演している伊勢谷友介などがいます。モードとカジュアルをほどよくミックスさせ、ハイファッション、裏原、古着、丸井系などの要素を幅広く網羅しています。

よくとりあげられるブランドとしては、ミスターハリウッド、タイシノブクニ、タケオキクチ、アタッチメント、ミハラヤスヒロ、ナンバーナインなどがあげられます。 また、読み物も充実しており、男版an an的な恋愛特集から、年のイベントごとのお勧めスポットの紹介から家具やインテリアの特集まで、ライフスタイル全般にわたり旬の情報を提供しています。

エクストリーム系とは

雑誌COOL 、Ollie、 Samurai、 Boonなどにみられるファッションの系統をエクストリーム系といいます。ストリートファッションの王道ともいえるスタイルが主流です。主に、スケーター、アウトドアなどのミックスを好み、コーディネートした全体のシルエットはゆったりめです。また、ヒッポホップやR&Bなどの音楽が好きなB系の読者もエクストリーム系に入ります。この分類に属する男子は、短髪が多いのも特徴です。

ブランドでいえば、スケータ系はポーターやサイラス、B系ならヘクテッィクなどが人気ブランドです。またアメカジや古着も取り入れるのがエクストリーム系の特徴でもあります。これらの雑誌のなかでは、いいものの判断基準が「藤原ヒロシ」が絡んでるかどうかということにあるようです。同氏は、15年以上にわたり日本のメンズファッションのなかでいいものを知っている人、そして識別がつく人、また最先端のものをキャッチして既に着こなしている重要人物として、カリスマ的に崇められてきました。エイプやグッドイナフが爆発的に売れたのも、実は藤原ヒロシの影響力があったからといわれています。

メンズノンノの人気スタイリスト

スタイリストとはそもそも洋服をコーディネートするのが仕事でありましたが、メンズノンノが彼らの着こなしの特集を組んだりすることで、ファッション界の花形職業として憧れられる、いまやタレントのような位置づけになってきました。ベテラン勢は、熊谷隆志、三田真一、橋本敦、宇佐見良平など。トップスタイリストは、宮島尊弘、荒木大輔、渡辺康祐、猪塚慶太、MASAHなど。また、定番的に読者からも人気があるのが、永田哲也、袴田能生などです。最近では、スタイリストがファッションブランドを立ち上げることも多く、スタイリストの城は、ASVENUSというメンズブランドを立ち上げています。現在LHPなどの大手セレクトショップで取り扱われています。

そもそも海外のファッション業界ではスタイリストというのは、非常に重要な位置にいます。デザイナーがコレクションを行う時に、二人三脚でイメージ作りを行って行きますし、これまでの日本のようにただ洋服をコーディネートするだけという一にはもとからいません。日本も欧米の影響を受けたからでしょうか。スタイリストがファッション業界の中で今重要な役割を担うようになってきてきます。ファッション雑誌以外に、テレビ出演する人もいますし、映画やCMのスタイリングを手掛けたりもします。そういう視点から見ていくと、日本のファッションは少しグローバルスタンダードに近づいたのではないでしょうか?

 

メンズノンノのモデルの変革

メンズノンノンのモデル

メンズノンノは毎年一般から専属モデルになるオーディションを定期的に行っています。全国各地から多数応募される中から大賞を勝ち取った者は、晴れて専属モデルになります。歴代のメンバーを見てみますと、第2回は、現在俳優の田辺誠一、第13回は本多章一、第20回は東出昌大などがあがります。1980年代は、鈴木一真や桐島ローランド、マークパンサー、加藤雅也などがいました。1990年代は、反町隆史、谷原章介、ARATA 、KEEなど。いずれもモデルを経て、俳優に転身した面子が揃っています。

2000年にはいるとその傾向は変わってきます。ハーフが好まれる傾向が強くなり、モデルをしながらバンド活動をするJUNや自身でブランドを作るモデルたちも大勢いるようです。現在人気の高いモデルは、ディエゴ、健太郎、ケンタロウ、ラファエル、トリスタン、ダニエル、ツヨシなどです。年齢が高めのアベユウキ、大柴祐介、尚玄、リヒトなども健在です。昔に比べると、全体的にモデルの体型はグッと細くなり、好まれる体型はロックスターのような細長い手足と、長身のようです。